古野幸治-陶芸日誌-


日々の作陶の様子をつづります。
by yukiharuh
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カテゴリ:陶芸コラム( 15 )


大物造りの極意

 私が何故大物造りを得意とするかというと
 40年前ロクロをやり始めたころ、筒あげ1000本と
 教えてくれた四日市の木村元次さんが
 当時、大物を
 
 さも、面白そうに楽に軽々と一気に挽くのを
 目のあたりに見て
 
 「凄い!!」

 と感銘を受けて「よ~し!!」と思いやったものです。

 陶芸を初めて29才の時初めて日本伝統工芸展に誘われるまま
 何も知らずに初めて大皿を出品して見事選外!!

 展覧会場に観に行き納得。

 翌年どこが良かったのかわからないまま初入選!
 
 その意気込みで大皿・大鉢を随分造ったものです。

 大物は身体全部を使って造るので
 思いっきり一気に仕上げます。

 ぐい呑みなど小さなものは返って疲れますます。
 だから、ついつい大きなものを!!

 皆さんも思いっきりやってみてください。

 コツは昨日のブログに載せたとおりです。
 ロクロの回転・ズピード・力を加える角度。力量のバランスです。



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by yukiharuh | 2010-12-12 19:23 | 陶芸コラム

公募展

 公募展も全国的なものから各地方の公募展まで
 いろいろ多種ありますが、当倶楽部の会員さんにも熟練者には
 なるべく出品するように、勧めています。

 何故なら出品することにより他の人の作品にも触れ
 沢山の他のジャンルの人達との出会いもあり、視野が広がり
 また、刺激を受けることにより、より感性を高めることができると
 思っているからです。

 私自身も若いころ、まだ陶芸の世界をよく分かっていなかったころです。
 いろいろな作品を見ても、何が良くて何がダメなのか、全く分かりませんでした。
 
 日本伝統工芸展に出品し陶芸の世界も少し理解できたものです。
 工芸には現代工芸・伝統工芸と大きく2つの分野がありますが、
 それぞれの分野にとらわれることなく
 自分に合ったものを造れば良いと思います。

 工芸の世界も常に進化していかなければいけないと思います。

 30年くらい前のこと
 大阪の金工で人間国宝の角谷一圭先生の言葉が今も想い出されます。

 「あのなぁ!古野さん!人が欲しがるような作品で、そして展覧会で賞をもらえる様な作品を造らなあかんで!!」
 
 と言われたことを、本当にその通りだと思い
 今に至っています。
   
 公募展には入賞・入選・選外があります。
 自分の時もドキドキしながら結果を待ちますが、教室の会員さんからの
 結果報告待ちは、自分のことのように緊張します。
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 これは「第6回陶芸ビエンナーレ‘99」で入賞した作品が載った新聞の切り抜きです。
  



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by yukiharuh | 2010-10-27 19:00 | 陶芸コラム

胴返しの袋もの

  陶芸の道に入り、ロクロを習い始めたころ
 寸胴千本、次は「胴返し」の壺を練習すると良いと言われて
 丸く膨らますことを良く練習しました。

 「胴返し」とは、縦と横が同じ寸法の丸い壺いわゆる袋ものを言います。

 自分の経験をふまえて教室でも、大物造りに挑戦する会員さんには、
 この「胴返し」の壺の練習を勧めています。

 今、教室の会員さんでまだ若い人ですが
 10Kぐらいの粘土で練習をしているのですが、今日は見事に 
b0205034_19115656.jpg

 上手に出来ていました。↑

 そして、この作品↓は、かなりのベテランの人ですが
b0205034_19121280.jpg

 胴返しの壺にマスキングして、こんな素晴らしい作品に焼き上がっています。

 基本をしっかり練習して、ロクロに載せた粘土を使い切り、豊かな作品造りを
 目指すよう指導しています。



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by yukiharuh | 2010-10-17 19:23 | 陶芸コラム

弾ける!

 今回、久し振りの個展を開催するにあたり、少し緊張して作陶しています。
 今日も、ガス窯を一日がかりで詰めたところです。

 この年齢になって作陶するにあたり
 従来の造りから、
 もっと弾けた!
 もっと殻を打ち破った!
 アッ!と驚くようなものを作りたいと思う昨今です。

 若い人達に負けないような斬新的な、この碧に似合う造りを
 思い切ってやってみたいと考えています。

 作品は作者の生き様だから、熱いものを感じてもらえるものを発表します。
  
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by yukiharuh | 2010-10-14 18:24 | 陶芸コラム

筒1000本

ロクロを習いはじめた頃、四日市の木村元次さんから
「筒を1000本挽け!!」と言われ我武者羅に練習しました。

 300~400本位やり終えたころには
 一尺の寸胴が、あっと言う間に挽けるようになり
 ロクロの面白さを感じたものです。  
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 これは、そのころの40年前の作品です。
 鉄釉にイス灰を施けて焼いています。
 まだ、下の方に土が残っていて、少し重たく今では工房で道具入れになっています。 
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 入っている鹿のツノも、その頃奈良の山中で拾ったもので、
 作陶の造形に使っています。


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by yukiharuh | 2010-10-10 17:17 | 陶芸コラム

登り窯

明日は登り窯に入れる作品の釉薬掛け。
そして明後日に窯詰めして、その夜半から4昼夜焚き続けます。

ふと信楽焼き登り窯窯元「宗陶苑さんのブログを見ていたら、登り窯の焼成中に屋根に引火したという記事をみて
私自身の体験を色々と思い出しました。

初めのころ、現在の窯作る前の窯での窯焚き。
穴窯が長く、横焚きの焚き口が無く正面からだけで
五メートルほどの奥まで薪をまるで、
ボーリングの球を投げるようにして薪を放り込んでました。

煉瓦の上の窯土まで真っ赤に焼けて、すごい熱気です。
なので、窯を焚く者は水を全身にかぶって、薪を放り込みにいっていました。それで2.3回焚き
そのたびに、窯の熱気でみんな、低温火傷です。
それからドロコンを塗るようになり、穴窯を横から焚けるように横焚きように
横に穴をあけのです。

また、割り木を箸くらいに細く割った方が良いと教えてもらい、割りながら焚きました。
すぐに燃え尽きてしまうので、1人焚くのに対し、4~5人で割り木を割っていました・・。

すごかったです、
なにも分からないまま、やったから、
けど、良い経験です。


そして、家内と二人で焚いている時のこと、
朝、交代に行ったら奥さん寝てしまっていて、
作品前一列冷めて焚きあがってきて、温度があがってきたら、作品ドアが開くように
傷ぐちがあいて失敗の時もありましたね。


今思い出すと、良い思い出です。
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by yukiharuh | 2010-09-25 22:15 | 陶芸コラム

器を作る時の心得

 器。
 
 使う楽しさ・使い勝手の良さ・愛でて楽しく話題を提供できるような器。
 
 つい手が出て、料理を盛りつけたくなる器。

 そんな気持で器作りをしています。
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今日は、器を作りました。
 碧蒼釉で仕上げる予定です。

 個性のある、使ってみたいな~と思われる器。
 私は自分の作った作品で毎晩食事を楽しんでいます。
 
 そして、自画自賛の毎日です。

 本日より第57回日本伝統工芸展が東京・日本橋三越本店にて
 9月22日(水)~10月4日(月)まで開催されています。
 ぜひ、御覧ください。

 私の「碧蒼釉広口壺」も展示されています。


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by yukiharuh | 2010-09-22 18:39 | 陶芸コラム

図録

 過去、日本橋三越・大阪三越・札幌三越・大阪高島屋などで
 個展を開催するたびに
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 このような図録を制作し、発表してきました。

 

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by yukiharuh | 2010-09-18 13:06 | 陶芸コラム

イス灰釉大鉢

灰釉に取組み始めたころの作品です。
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ニス、ユス、とも言われますが、木へんに作の右側だけの漢字です。(変換しても出てきません・・)
青磁釉の灰青磁釉によく使われている灰です。
山砂入りの粘土で造形した鉢にイス灰をかけて焼いた作品、
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今から30年位前の作品ですが、ブログを始めて、昔の作品出して来たのですが、
我ながら佳く出来ていると思います。
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宮崎県に群生していると聞き、そのころ、
苗木200本送ってもらって田んぼに植え大きくして燃やして灰にしたものです。
灰釉の始めでした。
身の周りに在る燃えるもの何でも 燃やして灰にして釉薬にしました。
そんなころの懐かしい作品です。


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by yukiharuh | 2010-09-09 23:30 | 陶芸コラム

松皮灰

 昨日紹介した山砂を混ぜた粘土で作った作品に施けた松皮灰ですが、
 30年位前のこと、近くに木綿をつくる工場がありました。

 木綿を分かる人は、ほとんど居ないと思いますが
 松の木を、皮を剥いて細かく素麺のように削り、
 乾燥させて、林檎とか果物・精密機械の部品などの梱包に
 使われていました。

 梱包材料です。

 その時皮を剥いて削るので、その皮が廃棄処分になります。

 その皮をもらって燃やして、
 
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 灰にして
 
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                  ↓               
 
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                  ↓
 
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 数年アクを抜いて釉薬にしたものです。
 

 灰はアルカリ分がきついので、私の場合は水簸を数年して使ってきました。

 灰釉は難しいですが、本当に誰にも真似のできない、自分だけのものが
 出来ます。
 その灰をはじめて使う時は、どんな色に焼きあがってくるのか 
 ドキドキです。

  

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by yukiharuh | 2010-09-07 20:26 | 陶芸コラム